以前紹介した弊社「アパレル向け検品システム」に新機能を搭載。「下げ札(値札)」に内蔵が多くなったRFIDを読み取ることで、バーコードによる検品作業よりも一度に大量の製品検品を可能とし作業効率化を実現しました。
また各メーカーでそれぞれ異なるRFIDのEPC構成についても複数メーカー対応しており、汎用性が高いシステムとなっております。
この記事の目次
・RFIDを活用した検品機能の概要
・RFIDとバーコードの検品作業の併用も可能
・運用可能なRFID下げ札は複数メーカー対応
RFIDを活用した検品機能の概要
弊社のアパレルRFID検品システムの基本構成はタッチパネル式パソコンに卓上式RFIDアンテナを接続。製品を梱包するラベルプリンターを1台含めて1セットとなっています。
パソコン・卓上RFIDアンテナ・プリンタの組み合わせが検品1ライン単位に導入となっています。
検品作業を行う場合はタッチパネルよりブランドまたはメーカーを選択して検品作業を開始。検針完了後の製品を卓上式RFIDアンテナに載せると、RFID下げ札を読み取りカラー・サイズ・数量情報を表示する運用となっています。
この運用方法は基本的にスキャナーでの運用方法と同じ仕組みとなっています。
RFIDとバーコードの検品作業の併用も可能
現在弊社の検品システムを導入しているお客様はタッチパネル式パソコンに卓上式RFIDアンテナとバーコードスキャナーを併用してシステムをご利用いただいています。
理由としてメーカーによってはRFID内蔵でない下げ札の場合もあるため、1台のパソコンを活用してバーコード運用とRFID運用を併用して頂いています。
下げ札にRFID内蔵が切り替わったタイミングで、バーコードからRFID運用に作業を変更した弊社のお客様の場合、バーコード読み取り、箱入れ、梱包、外箱ラベル貼り付けの作業に3名掛かっていたスタッフが、RFID変更で2名のスタッフで対応が可能となり、1/3のコストカットを実現しています。
またスキャン作業に比べて、RFID作業は一度に複数製品のRFID下げ札情報を読み取れるため、読み取り作業が2倍の効率化を達成しています。
運用可能なRFID下げ札は複数メーカー対応
RFID下げ札はGS1規格に則ったJANコード規格、各メーカー独自のJANコード規格、JANコード以外のバーコードをご利用の各メーカー独自規格など各種様々な規格方法でRFIDをご利用しています。
現在弊社の検品システムでは基本的なGS1基準のJANコード規格を含めて6種類のRFID下げ札の読み取りに対応しており、順次運用可能なメーカー数を増やしております。
システム導入を検討中のお客様の中で、貴社取り扱いのアパレルブランドやメーカーがシステム読み取り対象かご確認したい場合は、お気軽に弊社までご連絡ください。
またRFIDが読み取り対象でない場合は、別途開発にて追加対応も可能ですので、貴社にて検品作業を行っているメーカー様の情報を弊社までご連絡ください。対応可否を含めてご返信いたします。
まとめ
如何でしたか?バージョンアップしてRFID対応となった、弊社のアパレル検品システム。より効率的に作業コストを抑えて検品作業を実現できます。
導入予定場所や検品ライン数によって価格帯が異なりますので、導入にご興味のある担当者様、弊社まで一度ご連絡ください。
日本人担当者よりご連絡いたします。