トレーサビリティーのデータ収集で利用される場合が多い「現品票」。
現場運用を拝見するとPDF現品票データを使った企業様が多く、
「PDF現品票を印刷」「裁断機でカット」「手作業のグループ分け」が、
現品票の事前準備の通例作業となっています。
日常の業務で当たり前になっている「PDF現品票の発行作業」ですが、
実は現場効率を大きく改善するヒントが眠っている作業と認識していない、
現場責任者の方が多くいらっしゃいます。
ここでは弊社パッケージソフト「PDF現品票発行ソフト」のハード構成と、
特に現場改善に繋がる2つのポイントをご紹介したいと思います。
この記事の目次
・PDF現品票発行システム運用のハード構成
・PDF現品票発行システムのポイントの紹介
・現品票発行ソフトに関するご紹介
PDF現品票発行システム運用のハード構成
弊社パッケージソフトは非常に簡単なハード構成となっています。
ご準備を頂くのは「PDF現品票発行ソフト」とソフトをインストールするパソコンと、
現品票をカットして印刷するラベルプリンターのみです。
見出し部分の印刷が必要な場合は既存でご利用中の複写機をご準備ください。
パソコンについては現品票を数百枚から千枚単位で発行印刷を行うため、
メモリやCPU等のスペックは17年以降の販売モデルのWindows10であれば、
ストレスなく運用でご利用が可能です。
パソコンにパッケージソフトをインストールして、カットするPDFの初期設定をして頂ければ、
ラベルプリンターと接続するだけで利用が開始されます。
PDF現品票発行システムのポイントの紹介
非常に導入が簡単なソフトなのですが、
導入後の現品票の運用に関する改善点として「2つの大きなポイント」があります。
現品票発行システムのポイント1
現在の現場作業でPDF現品票をパソコンに取り込み複写機で印刷を行い、現品票の印刷が完了した後に手動でカッタや裁断機で分割作業を行っている企業様が多いと思います。
ソフト導入後は印刷したいPDFを選択するだけ。
PDFカット設定情報を元にソフト内部で自動的に編集を行い、
ラベルプリンターから必要サイズにカットされた現品票が発行されます。
現品票を一日に数百枚から数千枚単位で発行する企業様も多く、専用の複写機と人員を配置して対応を行っている場合もあり、弊社パッケージソフトを導入すると、作業手間と費用が軽減されます。
現品票発行システムのポイント2
手作業でカットした現品票は、そのまま現場で利用するのではなく、発行後に品番単位や設備機器単位など、必要な管理単位別にグループ分けをしてから現場で利用が始まります。
このグループ分けの仕分け作業は目視で番号確認をして、手作業による仕分けを行っており、この作業自体もスタッフの大きな負担になっています。
弊社パッケージソフトを導入いただくと、ソフト内部でPDF情報を自動的にソートし、グループ分けを行った状態で現品票の印刷発行が可能。発行後にグループ分けの作業が不要となります。
ヒューマンエラーに繋がる目視確認と手作業のグループ分けが廃止となり、作業効率化とコスト削減だけでなく作業精度の向上にも繋がります。
現品票発行ソフトに関するご紹介
今回ポイントを絞って「PDF現品票発行システム」をご紹介しましたが、
全体のシステム機能や運用フローに関する詳しいご紹介はコチラを御覧ください。
「トレース活用のPDF現品票を簡単カットで作業効率を大幅改善」
またトレーサビリティーを実現するに辺り現品票のご利用を考えているが、
現品票を導入していない、現品票は導入しているがQRコードが未導入のため、
現品票のフォーマット自体の見直しが必要な場合などは、
フォーマット作成から開発対応を行っております。
現品票の運用にご興味のある方は以下の関係記事も参考ください。
「リコール回収にも活用する現品票の種類と運用方法のご紹介」
「生産指示書と現品票で現場改善を実現する追跡管理術をご紹介」
如何でしたか。
現在運用で利用されているPDF現品票も少ない投資で、
安全性・作業効率化・時間短縮と大きく現場改善を行えます。
デモソフトもご準備しておりますので、ご興味のある方は是非ご相談ください。